仕事②~あなたの代わりはいくらでもいる

「あなたの代わりはいくらでもいるから」

これは、かつての上司に私が言われた言葉です。

 

場所は病院。ストレッチャーの上でお腹の痛みに苦しんでいる私に上司が言ったのは、

「がんばれ」でも「回復を待ってる」でもなく、上記の言葉でした。

正確には、こんな流れでした。

 

「回復の見込みがないなら辞めて欲しい」

「会社はあなたを待つことはできない」

「あなたの代わりはいくらでもいるから」

 

最後の言葉に、目の前が真っ暗になりました。

大学を出たのに、資格だって取ったのに、仕事だって真面目にやってきたのに、

プライベートより仕事優先できたのにぃwww。

なのに、なのに、なのに、なのに、なのに、なのに、なのに、なのにぃwww。

私の代わりはいくらでもいるんだ!

私の代わりはいくらでもいる!?

私ってなんだったの?

 

他人に言われた言葉で、こんなに衝撃を受けるものか?

と思うくらいの衝撃を胸にズドーンと受けました。

❝そうか‥‥私の代わりはいくらでもいるんだ‥‥‥❞

その言葉がリフレインして他に何も考えられなくなっていました。

まだ、社会の仕組みや制度というものに疎かった私は、

病院で上司の持ってきた紙に、思考停止したまま、促されるがままに退職届を書きました。

 

※注意!

良い子のみんなは、こんなあぽーんなことはしないように!

退職の理由は自己都合じゃないよ。せめて会社都合だし。

そもそも退職する必要もなかったし!!

私は最初休職を願い出て上司に拒否されてあきらめたけど、

当時正社員だったから尚更そんなのありえない話だし。

賢い子なら、労働基準監督署に助け求めたり、会社の就業規則調べたり、

労働相談行くとかいくらでも自分を守れたけど、

私が当時世間知らずでただのあぽーんだったからまんまと自滅したって話。

 

それから私は病気の回復に数年の歳月がかかり、

呪文をかけられたようにこの言葉に打ちのめされる日々が続きます。

「あなたの代わりはいくらでもいるから」

 

一時期は、自殺を考えるくらいになったときもあった。

だって自尊心とか丸潰れですから。

人よりちょっとは抜きんでてると思いたかったからですから。

そんなこと言われて、何にも返せない自分が居て、

恥ずかしかった。

いたたまれなかった。

消えてしまいたかった。

 

誇れるものがないまま生きてきてしまった後悔。

 

でも落ちるとこまで落ちたらあら不思議、そこは平坦な道で

またトコトコ歩き出したんだよ。

いまはまだ軽やかな足取りじゃないけど確かに歩いている。

 

そして、当時の上司には感謝している。

本当のことを言ってくれてありがとう。

そして、再会したらこう言おうと決めている。

「私の代わりはどこにもいないよ!」

ゴーゴーにゃん吉

 

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